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立替金勘定(たてかえきんかんじょう)
役員や社員に、給料を引き当てとして前貸しや立替払いをする場合に処理する勘定であり、給料支払時にこれを相殺する。

建物勘定(たてものかんじょう)
(固定資産)営業活動のために使用される建物を処理する勘定科目

棚卸減耗損(たなおろしげんもうぞん)
帳簿棚卸高は、あるべき商品の手持高を意味しており、実地棚卸高は、実際に存在する商品の手持高を意味している。後者が前者より少ない場合、その差異は、有高帳に記入されていない期間中の目減り・紛失・盗難などによる減少のため生じたものであり、商品の棚卸に際して発見された減耗損であるところから、これを棚卸減耗損(棚卸減耗費)という。

棚卸減耗費(たなおろしげんもうひ)
商品評価損、棚卸資産の在庫保有中に生じた紛失、盗難、破損等による数量的な減少額。

棚卸資産(たなおろししさん)
通常の営業過程において、販売または一般管理活動のために保有する財貨、または用役。

打歩発行(だほはっこう)
社債の券面額よりも高い価額で発行すること

単一仕訳帳・単一元帳制//帳簿組織の原型
(たんいつしわけちょう・たんいつもとちょうせい//ちょうぼそしきのげんけい)

複式簿記の基本的な帳簿組織である。今日では、この類型の帳簿組織が実際に使用されることはほとんどない。しかし、これは、複式簿記における記帳関係の基本を的確に示しているので、簿記の初歩教育に際しては一般に用いられている。すべての取引が、単一の仕訳帳への取引発生順の仕訳と単一の元帳への個別転記という方法によって記録される。

この帳簿組織では、すべての取引の記録が発生順に一つの仕訳帳にまとめられるので、仕訳帳から元帳への転記手続きが単純であるという長所をもっている。しかしその半面以下の欠点を持つ。
(1)重要な特定種類の取引だけについての詳細な記録が得られない
(2)同種ないし同性質の勘定の数が増大した場合、取扱いに困難を生ずる
(3)転記のすべてが個別転記である結果、転記の手数がかかる

単式簿記(たんしきぼき)
複式簿記に対して現金出納の記録を中心とした簿記をいう。これによると、取引にみる現金出納の結果のみを記録し、取引を二面的に記録していないので単式記入の簿記ということになる。

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