■名宛人（なあてにん）
約束手形における手形の受取人および為替手形における支払人のことをいう。
■内部牽制システム（ないぶけんせいシステム）
同じ取引を二人の担当者が記録することになり、企業内部での相互の牽制が可能となる。この様なシステムを内部牽制システムと呼んでいる。このシステムを採用すると、二人の担当者から同一金額数値を得ることができる。
■内部取引（ないぶとりひき）
連結集団における親会社と子会社間における取引のこと。
■内部利益（ないぶりえき）
本支店間または支店相互間など会社内部で売買された商品に含まれる利益。例えば、支店独立会計制度が採用されている場合には、商品をその仕入価格（原価）に一定の利益を加算して本店から支店に払い出しているケースがみられる。この場合、本店はこの取引から利益を得ることになる。これは企業内部で発生した利益であり、まだ企業外部との取引において実現していないので内部未実現利益と呼ばれるものである。本・支店合併の財務諸表を作成するにあたってこの利益は控除されなければならない。