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【く】

偶発債務(ぐうはつさいむ)
遡及の義務のように、将来の不渡りという事実の発生を条件として存在する債務をいう。

繰越試算表(くりこししさんひょう)
英米式決算法では、総勘定元帳の資産勘定、負債勘定、資本勘定の各勘定の締切に際して「次期繰越」、期首に際して「前期繰越」と記入し、その次期繰越の数値にもとづいて次期へ繰越す資産・負債・資本の一覧表である繰越試算表が作成される。大陸式決算法にみる残高勘定を省略するので、簡略な方法で決算を進めることができ、繰越試算表から貸借対照表が作成されることになる。

繰越商品勘定(くりこししょうひんかんじょう)
商品の混合勘定は、売上高を記入する売上勘定、仕入高を記入し、売上原価を計算する仕入勘定、そして前期からの商品の繰越額を記入し、また当期から次期への繰越額を記入する繰越商品勘定(これは資産勘定となる)に分割されることになる。これを一般に商品勘定の三分法(三分割法)という。これにより、損益勘定において、売上勘定と仕入勘定が集合され、その結果、資産部分の次期への繰越、あるいは前期からの繰越部分を扱うことになるのが繰越商品勘定である。これをたんに商品勘定とし、売上勘定、売上原価勘定とともに商品の三勘定を構成する方法もある。

クレジット・カード
このカードは、銀行とデパート・商店などが提携した信用販売制度のもとにクレジット会社が会員にこれを発行し、会員は銀行に預金口座をもっている場合、現金を要しないで、加盟店でカードを呈示して買物ができる制度である。加盟店は、顧客(会員)より呈示されたクレジット・カードをもとにして、伝票に顧客のサインを得て商品を売り渡し、一定の時期にサイン済の請求書をクレジット会社に呈示して一定の手数料を差引いて決済される。決済されるまでの請求権を
クレジット・カード勘定で処理する。

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