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【こ】

合計試算表(ごうけいしさんひょう)
複式簿記では、すべての取引は貸借平均記入の原則によって仕訳され、元帳のある勘定の借方と他の勘定の貸方に同一金額が転記されているので、元帳の各勘定につき借方合計と貸方合計を算出し、それを全部の勘定について集計した場合、その借方総合計と貸方総合計は一致するはずである。そして、この総合計は仕訳帳の合計額とも一致するはずである。もし、この二つの面での一致が得られないとすると、仕訳帳から元帳への転記に際して誤りがあったと考えなければならない。このような意味での元帳記入の検証をねらいとする集計表が試算表であり、各勘定の借方合計と貸方合計の集計として作成されるので、より正確には合計試算表と呼ばれる。

合資会社(ごうしかいしゃ)
会社債権者に対して直接無限責任を負う無限責任社員と、直接有限責任を負う有限責任社員とで構成されている会社。有限責任社員は出資の限度で責任を負えばよい。

公正価値(こうせいかち)
取引の知識がある自発的な当事者の間で、独立第三者間取引条件により、資産が交換され、又は負債が決済される価額をいう。

子会社(こがいしゃ)
親会社に株式会社の発行済株式総数の過半数にあたる株式または、有限会社の資本の過半数にあたる出資口数をもたれている会社のこと。(⇔
親会社

小口現金(こぐちげんきん)
通信費、消耗品費、交通費など少額の支払いに備えて、若干の現金を用度係と呼ばれる支払担当者に前渡ししておき、用度係が必要に応じてその支払いをする。この用度係に渡される現金を小口現金という。

小口現金勘定(こぐちげんきんかんじょう)
小口現金の受払いを処理するために総勘定元帳には小口現金勘定が設けられる。この記録を詳細に記録する補助簿を小口現金出納帳という。前渡しに際しては、小切手を振り出して用度係に渡し、用度係がこれを銀行で換金するという方法がとられる。インプレストシステム 

固定資産(こていしさん)
原価配分を参照してください。

固定資産除却損益(こていしさんじょきゃくそんえき)
除却された資産には、当該固定資産の残存価値以上の価値つまり未償却残額があるので、これをどのように処理するかということが問題となる。この除却資産には売却価値があり、これを除却資産ないし貯蔵品として計上した場合、計上した除却資産価額ないし貯蔵品価額と未償却残額に差額があるならば、その額を固定資産除却損益として計上することができる。もし当該固定資産に売却価値がないと認められる場合には、未償却残額が固定資産除却損として計上される。

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