■期末商品棚卸高・期末棚卸
（きまつしょうひんたなおろしだか･きまつたなおろし）
これは、期末棚卸数量×単位当りの価格（単価）により算定される。商品有高帳を記録している場合には、この期末棚卸数量は有高帳の記録から知ることができる。これを帳簿棚卸しといい、このようにして得られた数値を帳簿棚卸高という。また、期末棚卸数量は、商品の実地調査によっても知ることができる。これを、実地棚卸高という。期末商品棚卸高の確定は決算整理の第一歩である。
■級数法（きゅうすうほう）
この方法は、１から耐用年数までを合計した数値を分母とし、各年度の期首における残存耐用年数を分子とした割合を償却率として、これを償却可能限度額（＝取得原価−残存価額）に乗じて減価償却費を算定する方法であり、毎期の減価償却費が等差級数的に逓減する。
■金融取引（きんゆうとりひき）
信用取引のうち、金銭の貸借による債権、債務の生ずる取引をいう。
■切放し法（きりはなしほう）
低価法を適用して、資産の評価切り下げを行った場合、評価切り下げ後の取得原価とする方法。
→洗替法
■銀行勘定調整表（ぎんこうかんじょうちょうせいひょう）
当座預金の企業残高と銀行残高に不一致あある場合、不一致原因を解明して、両者の金額を一致させるために作成する調整表。