■永久資産・取替資産
（えいきゅうしさん・とりかえしさん）
永久に使用が可能な資産。非償却資産である土地、部分的取替により永続的に使用可能となるものは取替資産という。
■営業外収益（えいぎょうがいしゅうえき）
主として、金融上の取引から生ずる収益と費用が記録される。収益として、受取利息、受取割引料、有価証券利息、受取配当金、有価証券売却益、雑収益などがあり、費用として、支払利息、支払割引料、有価証券売却損、有価証券評価損、雑損などがある。
■営業外損益（えいぎょうがいそんえき）
営業外費用、営業外収益の総称。仕入、製造、販売、一般管理等の基本的な営業活動以外の補助的な付随活動などによって発生する。
■営業権（えいぎょうけん）
他企業の買収、合併に当たって、受け入れた純資産よりも多額の対価を支払ったり、株式を発行して交付したとき、その差額を資産として計上したものを営業権という。これは、企業の超過収益力を示すものであり、その取得後５年以内に毎決算期において均等額以上の償却をすることになっている。暖簾（のれん）ともいう。
■営業権の償却（えいぎょうけんのしょうきゃく）
営業権は、商法では５年以内に毎期均等額以上償却することが必要となっているので、最大限の期間５年にわたって均等額の償却を行えば、最低限度額という要件を満たすことになる。
■営業譲渡（えいぎょうじょうと）
有機的一体としての機能的財産を債権契約により一括譲渡すること。
■営業年度（えいぎょうねんど）
営業上の収支、損益の決算をするための年度。期間は１年以内だが期日は自由に定められる。通常は４月１日から３月３１まとするか、１月１日から１２月３１日までとするケースが多い。
■英米式決算法（えいべいしきけっさんほう）
元帳の資産勘定、負債勘定、資本勘定の各勘定の締切に際して「次期繰越」、期首に際して「前期繰越」と記入し、その数値にもとづいて繰越試算表を作成し、残高勘定を省略する簡略な方法により決算を進める。
■延滞税（えんたいぜい）
期限後に税金を納付した場合に、その遅滞期間に応じて年率加算される税金。